
中古で商売がしたい、魚柄仁之助著「儲かる古道具屋裏話」を読んで
これだ!
これならオレにもできる!
と、店主米倉にイナズマが走り、
それから中古の商売一直線。
最初は友人知人から買い取ったものやいただいたもの、
仕入れた古着のアロハシャツやウインドブレーカーなんかを売りながら。
そうこうするうちに、一般の方からの買取依頼も増えてくる、
さすが鎌倉、ご依頼いただく中古のお品物のほかに、
そのそばにあるゴミのような味のある古い家具や古道具たちは捨てるというではありませんか
それならばと、安く買い取らせていただいて
それを綺麗にして売ることを覚えていきました。
そんな中、同じ商店会の大御所骨董屋さんから、うちが主催してる市場へ来なさいよ!
とか、怪しい同業者からもリサイクル市場への誘いもあり、
古物の市場へと仕入れに出入りするようになります。
当時のリサイクル市場では、古いものはあまり価値のないもの、
イコール、わりと安く仕入れられる、
そこで仲良くなった古道具屋なんかに古いものの手入れのしかたなんかも聞いて
古い家具や古道具を水でごしごし洗っちゃって、ちょっと使えるように直して、
なおかつオイルステインで塗りなおして、なんてことを覚えていきます。
創業時は、「セカンドハンズそうすけ」の店名でスタートしましたが、
そんなこんなで、古い家具や古道具の魅惑の世界へとどっぷりとつかり、
2016年に神奈川県高座郡寒川町に店舗兼工房を開業する際に、
店名を「古家具古道具そうすけ」に変更。
そろそろ社訓なんかも欲しくなっちゃって、
いろいろ考えておると、あるじゃありませんか、
元々そうすけは、漢字にすると「惣助」なのです。
店主米倉の母型の屋号、秋田県仙北市の庄屋「惣助」からお借りしています。
惣助をよく見ると、「物の心を助ける」なんてよい屋号なんでしょう。
やはり、オレは知らず知らずのうちに惣助の血を受け継いでたんだ!
ということで、社訓は「物の心を助ける」に決定。
古家具古道具って、むかしむかし、どこかの職人さんが製作し、
それを、いいねいいね!と誰かが購入し、
何十年、何百年と使われてきたり、ほっとかれたり、
たまたま、古家具古道具そうすけで仕入させていただいた品々、
昔の職人さん達や使っていた方々から、
そうすけに仕入てもらって良かったわねー
と、言われるようなお手入れ。
続けていきたいと思います。
そしてそして、
大好きなお店での販売、
そうすけでは、「あ~楽しかった!」と言っていただけるような接客、販売スタイルを心がけています。
買う買わないは二の次で、もちろん買って使っていただきたい。
肩ひじ張らずにご来店いただけると幸いです。
ゴールデンウイークから秋の模様替えの季節まで、
短パンにギョサンスタイルでの接客となりますのはご了承ください。
これからも、たくさんの古家具古道具をお手入れさせていただいて、
次に使っていただけるお客様へと引き継いでいきたいと思います。
わたしの夢は、あの世に行った向こうの世界で
たくさんのたくさんの職人さん達や愛着を持って使っていた方々に
スタンディングオベーションで迎えられることかな~
偶然、出会ってしまった古家具古道具、
もうすこし楽しませていただきます。
あの世で叱らないでね!
みなさまのご来店お待ちしております。





電話 0467-95-9812
mail info@so-suke.com
営業時間 10:00 ~ 16:00
定休日 月曜日
駐車場有り 3台
